頭痛
日本人には、頭痛で悩んでいる方が多くみられます。
慢性的な頭痛により、痛み止めが手放せない方も少なくありません。
なかには頭痛によって、仕事や家事、勉強などに支障が出る場合もあります。
頭痛は程度によって、痛みと合わせて吐き気やめまいが伴うこともあるためつらい症状と言えます。
頭痛の症状は複数のタイプに分かれ、原因に合わせて正しい対処法を講じることで改善が期待できます。(病気が原因では無い頭痛の場合)
自分が悩んでいるタイプの頭痛を理解し、頭痛とうまく向き合っていきましょう。
偏頭痛
片頭痛の発症には、脳の血管が急激に拡張することが大きく影響していると考えられています。
血管を拡張させ、痛みが生じる原因については、次のことが挙げられます。
・飲酒
・空腹
・寝すぎ・睡眠不足
・気圧の急激な変化
・不良姿勢や肩こり
・顎の病気(顎関節症)
・女性ホルモンの変化(生理前後、更年期)
など
また、ワインやチーズ、チョコレートなどを過剰に摂取する食事なども、片頭痛を誘発すると考えられています。
緊張型頭痛
緊張型頭痛は、首や肩の筋緊張によって神経が刺激されたり、血流が低下したりすることで誘発されると考えられています。
日々の生活の中で、首や肩の緊張を強める要因として次のことが挙げられます。
・不良姿勢(猫背)
・長時間の同じ姿勢
・ストレス
・眼精疲労
群発頭痛
群発頭痛の原因について、現代の研究でもはっきりとしたことはわかっていないと言われています。
現時点で要因として考えられていることは、男性に発症しやすいことから、男性ホルモンの過剰分泌が挙げられます。
その他に、脳の視床下部が刺激され、三叉神経由来の痛みが生じていることも考えられています。
視床下部へ刺激を加える要因として、次のことが挙げられます。
・アルコール、タバコ
・気圧の急激な変化
・季節の変わり目
・体内時計の乱れ
など
-頭痛でお悩みの方へのオススメ
・立体動態波(ES5000)
・ハイボルト
・モアクト
・鍼灸
・ELbio
・マイクロカレント
当院では頭痛の多くは不良姿勢からくるものと考えております。(病気が原因では無い場合)
不良姿勢→筋力低下→可動域低下→筋緊張→首・肩こり→症状(頭痛)
上記の様な流れから結果、頭痛に繋がってしまうため根本的な改善には
筋緊張の緩和(特殊手技、立体動態波、ハイボルト+超音波、鍼灸)
↓
可動域の改善(特殊手技、立体動態波、超音波、モアクト)
↓
姿勢の改善(特殊手技、Elbio)
といったアプローチをしていきます。
また、自律神経系の問題からくる頭痛にはマイクロカレントや鍼灸治療でアプローチしていきます。
腰痛
腰痛の多くは、医療機関では原因を特定できない「非特異的腰痛」だと言われています。
非特異的腰痛は、骨には異常がみつからないため、主に「筋肉の問題」から痛みが引き起こされていると考えられています。
原因が明確ではない腰痛は、日常生活での「筋疲労の蓄積」「血液循環の低下」が考えられます。
血流が低下することで、発痛物質や老廃物がうまく体外に排出されず、腰部の痛みや重だるさに繋がってしまうのです。
その要因として下記の様なことが考えられます。
-不良姿勢
背中の丸まった姿勢では、腰椎(腰の骨)のカーブがなくなるため、腰まわりの筋肉に負担がかかりやすくなります。
日常生活では、デスクワークやスマホの操作などが、姿勢が崩れる主な要因として考えられます。
-長時間の同じ姿勢
長時間同じ姿勢をとっていると血液循環が低下し、筋肉も硬くなってしまいます。
-筋力低下
特に体幹の筋力が低下すると姿勢が崩れ、腰痛を引き起こしやすくなります。
加齢や運動不足などが、筋力低下を招く要因に挙げられます。
-柔軟性の低下(股関節の可動域が狭い)
前屈みや後屈は、腰だけではなく、股関節の動きも必要になってきます。
したがって、股関節の可動域が狭く動かしにくくなっていると、同じ動作でも腰部への負担が強まってしまうのです。
-病気が原因となるもの(特異的腰痛)
原因がわかる腰痛は、背骨の疾患が考えられます。
-腰椎椎間板ヘルニア
加齢や重量物の持ち運びなどによって発生。
-腰部脊柱管狭窄症
主に加齢によって発生
-腰椎椎間関節症
腰部への負担(腰を反る、捻る動作)によって発生。
その他、心筋梗塞、解離性腹部大動脈瘤、胆嚢炎、膵臓炎といった、内臓の病気によって腰痛を発症するケースもあります。
-腰痛でお悩みの方へのおススメ
・立体動態波(ES5000)
・ハイボルト
・鍼灸
・モアクト
・Elbio
筋緊張の緩和(特殊手技、立体動態波、ハイボルト+超音波、鍼灸)
↓
可動域の改善(特殊手技、立体動態波、モアクト、超音波)
↓
姿勢の改善(特殊手技、Elbio)
といったアプローチで根本改善を目指していきます。
ぎっくり腰
ぎっくり腰は、突然の強い腰痛に襲われる状態を言います。
ぎっくり腰は、レントゲンで身体の異常がなく、明確な原因は分かっていないとされています。
しかし、「背中の筋肉の損傷」や「脊柱の疾患(神経の圧迫、刺激)」などから、強い痛みが起きていると考えられています。
ぎっくり腰は、日常生活での疲労の蓄積(筋肉の緊張、循環の低下)から引き起こると考えられます。
・不良姿勢(前屈みの姿勢)
・長時間の同じ姿勢(デスクワーク、立ち仕事)
・肉体労働やスポーツでの身体の酷使
・体幹の筋力低下(加齢、運動不足)
上記のような原因で、筋肉の柔軟性が低下してきます。
そして、筋肉が硬くなった状態で重たいものを急に持ち上げようとすると、筋肉が引き伸ばされて損傷してしまうことが考えられます。
重量物の持ち運びだけではなく、咳やくしゃみ、うがいといった何気ない日常動作でも、ぎっくり腰が発生する可能性はあります。
-ぎっくり腰でお悩みの方へのおススメ
・ハイボルト
・鍼灸
・マイクロカレント
・モアクト
・Elbio
炎症の緩和(ぎっくり腰を発症してしまった直後で炎症症状が強い場合)(ハイボルト、マイクロカレント)
↓
筋緊張の緩和(特殊手技、立体動態波、ハイボルト+超音波、鍼灸)
↓
可動域の改善(特殊手技、立体動態波、超音波、モアクト)
↓
姿勢の改善(特殊手技、Elbio)
といったアプローチで改善を図ります。
坐骨神経痛
・長時間の車の運転で太ももの裏がしびれてくる
・しばらく歩いていると足がしびれてくる
・歩行時にお尻がジンジンと痛む
・前屈みになると、ふくらはぎがしびれる
・身体を反らすと腰がズキンと痛む
・太ももの筋肉が強くつっぱったように痛む
そんな症状で悩んでませんか?
知覚神経が何らかの原因で圧迫、刺激され、神経の支配領域に痛みやしびれを生じた症状を「神経痛」と言います。
特に、お尻から太もも、すね、ふくらはぎ、足裏にかけて走る坐骨神経に沿った神経痛を「坐骨神経痛」と呼んでいます。
-原因ごとの症状の特徴
・腰椎椎間板ヘルニア
前屈みになった際、坐骨神経に沿った痛みやしびれが生じることがあります。
・腰部脊柱管狭窄症
身体を伸ばした際や歩行時に、症状が出現することがあります。
歩行時に腰から下に痛みやしびれが生じ、しばらく休むと症状が落ち着く「間欠性跛行」は、狭窄症の特徴的な症状です。
・梨状筋症候群
他動的に股関節を内旋した際に、内旋によって梨状筋が伸ばされて神経圧迫が進行するため、症状が誘発されることがあります。
-お悩みの方へのおススメ
・立体動態波(ES5000)
・ハイボルト+超音波
・鍼灸
・Elbio
神経痛の緩和(ハイボルト+超音波、鍼灸)
おもに梨状筋の神経圧迫がメインとした場合、梨状筋まわり~坐骨神経ラインの下肢の走行にハイボルト+超音波を流し神経痛の緩和を狙います。
または鍼灸治療も入れていきます。
↓
筋緊張の緩和(立体動態波、鍼灸、特殊手技)
また腰部から梨状筋、下肢の座骨神経走行状の筋緊張を手技で緩め、特殊手技を用いて胸椎、股関節の可動域を改善していきます。
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姿勢の改善(安定性の獲得)(Elbio、モアクト)
筋力低下による不良姿勢から神経圧迫も起こることがあるため、エルビオを使用し姿勢の改善を図るとともに安定性を獲得し患部の負担軽減を図ります。
寝違え
寝違えは、現在のところ明確な原因が分かっていないとされています。
しかし、寝違えを引き起こしている方の共通点を探ると、次のようなことが発症に関わっていると考えられます。
・不良姿勢(首肩こり)
日常生活で、背中の丸まった姿勢をしていると、首肩の筋肉が強く緊張します。
そして、睡眠中に寝返りをうった際に、硬くなった首の筋肉が引き伸ばされ、炎症が起きるとされています。
日常生活の中でよくみられる不良姿勢として、デスクワーク時のパソコン作業や、長時間のスマホ操作などが挙げられます。
・寒冷
エアコンの風や冬場の冷気などで身体が冷えると、首・肩の血液循環が低下し、筋肉の硬直に繋がります。
首・肩の筋肉が硬直した状態で、就寝時に負荷がかかると寝違えがみられるとされています。
・睡眠中の不自然な姿勢
不自然な姿勢で寝ていると首の血管が圧迫され、循環の低下を招く場合があります。
特に、自分の身体に合っていない高さの枕の使用や、ソファやデスクなど布団以外の場所で寝てしまうと、首への負担がかかりやすくなります。
-お悩みの方へのおススメ
・立体動態波(ES5000)
・ハイボルト+超音波
・鍼灸
・Elbio
炎症の緩和(ハイボルト・鍼灸・マイクロカレント)
痛みが強く痺れも併発している場合ですとハイボルトや鍼灸治療・マイクロカレント療法を使い炎症の緩和を図っていきます。
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筋緊張の緩和(立体動態波、鍼灸、特殊手技、モアクト)
炎症症状が落ち着いて筋緊張が残存する段階では可動域の獲得も含めて上記の
施術方法で行っていきます。
↓
姿勢の改善(安定性の獲得)(Elbio、モアクト)
筋力低下による不良姿勢から首や肩甲骨の負担が考えられる場合、エルビオを使用し姿勢の改善を図るとともに安定性を獲得し患部の負担軽減を図ります。
肩関節周囲炎
肩関節周囲炎は、何らかの原因によって肩周辺の組織(筋肉、腱、靭帯、関節包など)に炎症を引き起こす症状を指します。
馴染みのある言葉では、「四十肩・五十肩」と呼ばれるものです。
肩関節に炎症が起こる原因は、いまだに明確になっていません。
しかし、次のような要因から、肩関節の強い炎症が起きているのではないかと考えられています。
-不良姿勢
デスクワークやスマホの操作など、背中の丸まった姿勢が続くと、首から肩にかけての筋肉が強く緊張してきます。
筋緊張によって血流が悪くなり、肩周辺の組織に、十分な栄養と酸素が運ばれなくなってしまうのです。
肩関節は、関節の固定を周辺の筋肉や靭帯、関節包などに大きく依存しているため、日常生活で小さな損傷が蓄積しやすくなっています。
血行不良によって自然治癒力が低下し、突然の強い炎症を起こすと考えられます。
-肩まわりの筋肉の衰え
関節を支えている筋力が低下すると、同じ動作でも関節周辺の組織にかかる負担が増加することが考えられます。
加齢はもちろんのこと、運動不足も筋力低下を引き起こす原因に挙げられます。
-肩の酷使
肉体労働やスポーツなどで肩を酷使している場合、肩周辺の組織に負担がかかり、強い炎症に繋がることが考えられます。
肩を酷使している場合は、若い方であっても四十肩・五十肩の症状を生じるおそれがあります。
-お悩みの方へのおススメ
・立体動態波(ES5000)
・ハイボルト
・超音波
・鍼灸
・Elbio
・モアクト
<急性期>
炎症が強くみられる時期であれば、まず炎症緩和・疼痛改善を目指します。
・立体動態波
・マイクロカレント
<慢性期>
慢性期に入ると、急性期の強い痛みから「鈍い痛み」「突っ張ったような痛み」へと移行してきます。
肩関節の可動域が狭くなり、特に「腕を挙げる動作」「腕を後ろに捻る動作」が困難になります。可動域制限をできる限り抑え込むようにしていきます。
・ハイボルト+超音波
・鍼灸治療
<回復期>
回復期に入ると、可動域制限が徐々に改善し、日常生活での支障も少なくなってきます。可動域の獲得と再発防止の治療をしていきます。
・モアクト
・特殊手技
・Elbio
猫背
猫背とは、背中が丸まって肩よりも顔が前に出た姿勢を言います。
スタイルが悪く見えるというデメリットはもちろんのこと、放置すると身体の痛みや自律神経の乱れに繋がる可能性があります。
・首肩こり
・頭痛
・手のしびれ
・自律神経の乱れ(冷えやほてり、下痢、便秘、生理不順、不眠、イライラなど)
-主な原因:筋力の低下
骨格を支える筋力が低下していると、姿勢が崩れて猫背に繋がりやすくなります。(長時間のパソコン、スマホ、車の運転、赤ちゃんの抱っこ時など)
特に腹筋や背筋といった体幹の筋力が低下していると、身体が前屈みになりやすいです。
加齢はもちろんのこと、運動不足も筋力が低下する原因として挙げられます。
-お悩みの方へのおススメ
・Elbio
・モアクト
当院では猫背に対する施術は他店様のような「猫背矯正治療」ではございません。
あくまでも土台となる筋肉をElbioで鍛え、モアクトで可動域を失ってしまっている関節の可動域を獲得することで改善していく方法です。
結果、猫背による症状にも同時にアプローチするかたちになります。
膝の痛み
「膝痛は高齢者のもの」と考えている方は多いのではないでしょうか。
主に加齢が原因となって中高年に発生しやすいことが考えられていますが、スポーツや病気、事故などによっては若い方も膝の痛みが生じる場合があります。
-膝の痛みの症状
●変形性膝関節症
・初期:立ち上がり、歩き始めといった動作の開始時に、膝が軽く痛んだり、こわばったりします。
長い時間歩くと再度痛むことがありますが、休むと痛みはひいてきます。
・中期:関節の変形が進行し、関節内に水が溜まることがあります。
歩行中は常に痛みがあり、休んでも痛みが取れづらくなってきます。
・末期:強い痛みと関節可動域の制限によって、歩く、しゃがむ、座るといった日常動作にも支障が出ることがあります。
変形性膝関節症の主な原因
・肥満
・運動不足
・柔軟性の低下
・筋力の低下
・O脚、X脚
・外傷(靭帯、半月板損傷)
●関節リウマチ(自己免疫疾患)
関節の痛み、腫れ、こわばりなどがリウマチの主な症状となります。
関節包や骨・軟骨の破壊が進行すると、膝の変形を引き起こすおそれがあります。
リウマチは免疫の異常で、自分の組織を攻撃してしまう病気になります。
●半月板損傷
運動時や膝の曲げ伸ばし時の痛み、引っかかりが主な症状になります。
症状が悪化すると、急に膝が動かなくなる「ロッキング」を起こし、歩行困難になるケースもあります。
-お悩みの方へのおススメ
・立体動態波(ES5000)
・ハイボルト+超音波
・モアクト
・Elbio
-炎症期
炎症や腫れ強い場合、立体動態波やマイクロカレントをかけて必要に応じて包帯固定など行い炎症、腫れの緩和を目指します。
-亜急性期
その後、筋緊張、関節拘縮がみられるケースが多いため、特殊手技
ハイボルト+超音波、モアクトで筋緊張、関節拘縮を改善させ痛みを改善させます。
また痛くて運動できず肥満、筋力低下が見られる場合や不良姿勢による歩行が癖になってしまっている場合はエルビオで再発防止に導きます。
捻挫・肉ばなれ・打撲
-捻挫の症状
・疼痛:損傷した靱帯部分に、ピンポイントで圧痛があります。
・腫脹:内出血によって患部が紫色に腫れ、皮下出血斑を認めることがあります。
また、炎症による熱感を触れる場合もあります。
・機能障害(関節の不安定性):関節が緩くなり、グラグラと不安定な状態になります。
-捻挫の程度による分類
・1度捻挫:靱帯が伸びる程度の損傷です。
・2度捻挫:靱帯が部分的に断裂した状態です。
・3度捻挫:靱帯が完全に断裂した状態です。
捻挫は基本的に、保存療法によって回復を目指します。
しかし、3度捻挫で動揺性が強く、保存的には回復を望めない場合には、手術の適用となることがあります。
-肉離れの症状
・疼痛:損傷した筋線維部分に、ピンポイントで圧痛があります。
また、損傷の程度によっては、陥凹や硬結を触れることもあります。
・腫脹:内出血によって患部が紫色に腫れ、皮下出血斑を認めることがあります。
また、炎症による熱感を触れる場合もあります。
・機能障害:痛みによって筋収縮ができなくなるため、関節運動に制限が出ます。
また、足を肉離れした場合は、歩行困難になることもあります。